残業代は、時間外労働時間×時間単価×割増率で計算されます。

残業代をフルに請求する場合、時効にかからない2年分(令和2年4月以降に発生したものについては3年分)について1日ごとの残業代を計算する必要があります。

以前は地道に手計算で残業代を算定していたのですが、最近は残業代計算用のエクセルソフトが利用されており、それにデータを入力する形で残業代を算定しています。
裁判所も同じソフトを使っているので一度入力してしまえば交渉段階のみならず裁判所を利用した労働審判や訴訟にも対応できます。

エクセルソフトに、残業代計算期間、法定休日、一日の所定労働時間、出退勤の時間、休憩時間、給与費目、賃金単価等を入力すると、当該期間における残業代元本、遅延損害金、付加金対象部分等が計算されます。

経験上、使用者は、実際の労働時間が異なる、休憩時間が少ない、ある給与費目は残業代支払いの趣旨である等様々争ってきますので、こちらで計算した残業代の数字を出発点として使用者と交渉を行っていくことになります。

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